オートバックス、米国子会社破たんと売却で特別損失と特別利益計上

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オートバックスセブンは5日、特別損失と特別利益を計上すると発表した。

特別損失は米国連邦倒産法第11章に基づく倒産手続中の100%子会社オートバック・ストラウスに対する貸付金に貸倒引当金を計上した。この貸付金、貸倒引当金は、連結財務諸表で連結会社相互間の債権として相殺消去されたが、オートバックスU.S.A.が保有するオートバックス・ストラウスの全株式を第三者に譲渡したのに伴って2009年4 - 6月期の連結財務諸表では相殺消去されず、この貸付金に対する貸倒引当金繰入額40億0900万円を計上する。
 
また、特別利益では、オートバックス・ストラウスの事業再構築引当金は、同社の倒産に伴いオートバックセブンが負担することとなる損失見込額を計上しており、今4 - 6月期決算で、株式譲渡によって貸倒引当金への振り替えを行うことなどから、事業再構築引当金戻入額35億1400万円を計上する。
 
また、この株式譲渡により関係会社株式売却益2億1800万円を計上する。
 
これら特別損益による税金等調整前当期純利益に与える影響は合計で2億7700万円の損失となる。

《レスポンス編集部》

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