アキュラのミドルSUV、RDX がブランド共通フェイスに

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アキュラのミドルSUV、RDX がブランド共通フェイスに
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米国ホンダは28日、アキュラ『RDX』にマイナーチェンジを施した。新しいフロントマスクや2WDモデルの新設定がニュースである。

RDXは、2006年4月のニューヨークモーターショーでデビュー。アキュラのSUVとしては『MDX』の下に位置するミドルクラス車で、米国ではBMW『X3』がライバルとなる。

デビュー以来、初のマイナーチェンジでは、フロントマスクを一新。ハイライトはグリルで、他のアキュラ車と共通のファミリーフェイスを手に入れた。前後バンパー、ヘッドランプ、テールランプ、アルミホイールも変更し、新鮮さをアピールする。

インテリアはレザーシートの素材を見直し、さらに高級感がアップ。エボニーとトープの新内装色も登場した。装備面では、リアビューカメラ、電子コンパス、USBポートなど、充実が図られた。

エンジンは従来通り、2.3リットル直4ターボ(240ps、36kgm)。新設計のインレットパイプの採用により、高圧ブースト時のノイズを低減。デュアルステージラジエターも、静粛性向上に貢献する。

また、今回のマイナーチェンジを機に、2WD(FF)モデルを新設定。SH‐4WD(スーパーハンドリング4WD)車よりも車重が軽くなったことで、米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地8.1km/リットル、高速10.2km/リットルと、4WD車よりも0.85km/リットル向上させた。

RDXの現地価格は、3万2520ドル(約310万円)から。4WD車よりも2000ドル(約19万円)リースナブルな2WD車は、今秋リリースされる。

《森脇稔》

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