ワールドカーオブザイヤー主催団体は、「2010ワールドパフォーマンスカーオブザイヤー」の第1次ノミネート車15台を明らかにした。2010ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーは、2008年秋から2009年夏にかけてデビュー、またはマイナーチェンジを受けたスポーツカー/スポーツサルーンの中から最高の1台を決定するもの。条件は2009年末まで生産と販売を継続しており、生産台数が年間500台以上というものだ。世界22か国、45名のジャーナリストが、スポーツ性能を重視して投票を行い、2010年4月のニューヨークモーターショーで、イヤーカーが選出される。2010ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーの第1次ノミネート車15台は以下の通り。アストンマーチン V12 ヴァンテージ アウディ R8 V10 アウディS4 / S4アバントアウディTT RS BMW 335i BMW X6M / X5M BMW Z4 ジャガーXFR マツダスピード3(日本名:マツダスピード・アクセラ)メルセデスベンツE 63 AMG三菱ランサー(日本名:ギャランフォルティス)スポーツバックラリーアート日産370 Z(日本名:フェアレディZ)ポルシェ 911 GT3ポルシェボクスター/ケイマンルノークリオ(日本名:ルーテシア)ルノースポールメーカー別では、アウディ、BMW、ポルシェが3台ずつと最多。日本メーカーは日産、マツダ、三菱が1台ずつノミネートされている。ちなみに前回は、日産『GT-R』が、シボレー『コルベットZR1』とポルシェ『911カレラ』を抑えて、堂々の栄冠を勝ち取っている。