お盆の高速道路渋滞、最長は中国道の65km

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NEXCO西日本、中日本、東日本の3社とJB本四高速、日本道路交通情報センターは、お盆時期(8月6 - 19日の14日間)の高速道路での交通集中による渋滞予測と対策をまとめた。

それによると、お盆時期の渋滞は下り方面では8月13日から14日、上り方面では8月14日から16日が特に多く発生する見通し。
 
全国で最も長い渋滞は下り方面では8月13日に中国道・宝塚東トンネル付近(兵庫県宝塚市)で約65km、上り方面では8月14日、15日に東北道矢板IC付近(栃木県矢板市)で約50kmの渋滞を予想する。渋滞長10km以上の渋滞回数の予測では今年は704回を予想。

土・日曜以外にも1000円で乗り放題の日を設定したお盆時期のETC特別割引の拡充を実施しなかった場合(725回)と比較してピークの8月15日は約3割減少、期間全体を通した渋滞回数も例年より3%程度減る見通し。
 
30km以上の特に長い渋滞は東北道や関越道、東名高速、中央道、中国道、山陽道、九州道、神戸淡路鳴門道などで発生する見込み。
 
ETC特別割引による影響として、ゴールデンウィーク(GW)で確認された交通量の増加実績を踏まえた渋滞を予測しているが、利用動向が例年と異なることが予想され、例年は渋滞が発生しない箇所でも渋滞が発生する場合があるとしている。
 
混雑対策として上り坂などでの速度低下注意喚起対策やトンネル照明の照度アップによる暗がりや圧迫感の緩和、渋滞後尾への追突注意喚起対策、休憩施設等での駐車場整理員の配置、仮設トイレの設置、大型車駐車ますの確保などを実施する。

《レスポンス編集部》

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