ドイツGPで念願の初優勝を達成したレッドブルのマーク・ウェーバー。2002年にミナルディからF1デビューを果たして以来、130戦目にしての初勝利に喜びを爆発させている。
「ついに手に入れたよ! 唯一の心配は雨のことだけだった。スタートではルーベンス(バリチェロ。ブラウンGP)の姿は見えなかった。他の誰かと接触するのは僕のスタイルじゃないが、自らの行いの罰は受けたわけだしね」と、スタートでのバリチェロとの接触を振り返ったウェーバー。
昨年11月、自転車での事故で骨折し、チームメイトのセバスチャン・ベッテルに遅れを取ったウェーバー。骨折もドライブスルーも乗り越えての優勝はうれしさもひとしおだ。
「ディートリッヒ・マテシッツとレッドブルの全員に感謝したい。僕がここまでたどり着く手助けになってくれた全ての人々にとって、今日は信じられない1日になったよ」とウェーバーは語っている。