遺体を乗せたクルマを池に沈める

自動車 社会 社会

5日早朝、群馬県藤岡市内にある農業用の貯水池で、軽ワゴン車が水没しているのを水質や水位調査に訪れた土地改良区の職員が発見。警察に届け出た。車内からは男性1人の遺体が発見されたが、警察では状況から殺人事件として捜査を開始している。

群馬県警・藤岡署によると、警察が事件発生を認知したのは5日の午前5時50分ごろ。藤岡市東平井付近にある農業用貯水池(通称:矢場池)にクルマが沈んでいるのを水質や水位の調査に訪れた土地改良区の職員が発見。警察に届け出た。

通報を受けた地元消防が車内の捜索を行ったところ、後部座席から毛布にくるまれた男性の遺体を発見。死後数日経過し、一部が腐乱していたが、全身に暴行を受けた形跡を確認。状況から警察は殺人と死体遺棄の両面から捜査を開始。後の調べで、死亡していたのはクルマを所有する30歳の男性と判明した。

死亡した男性は上半身が裸。下半身には下着を着用していた。両手を電気コードで縛られていたという。顔面に激しい殴打を受けた痕跡があったが、死因は判明しておらず、司法解剖を行って特定を急ぐ方針だ。

現場は農村地帯。土地勘がないと池にはたどりつけないとされる。4日にはクルマが沈んでいなかったことが確認されている。また、5日未明に現場付近で不審な白い乗用車が目撃されており、警察が関連を調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV