全日本空輸は、ボーイング『767-300ER』型機9機をボーイング社に発注したが、このうち5機については今期にボーイング『787』型機の発注に変更したと発表した。
この結果、ANAが発注しているボーイング787型機は、合計55機となる。
一方、ボーイング社は6月に予定していたボーイング787型機の試験飛行を延期すると発表したが、2009年度中に予定されているANAへの第1号機の新たな引渡しスケジュールについては、これまでのところ、ボーイング社から連絡を受けていないとしている。ANAでは、仮に引渡し遅延が発生したとしても、大幅な遅延でない限りは、事業計画への大きな影響は無いとしている。