ブラウンGPのチーフデザイナー、ヨルグ・ザンダーが26日に、チームを離れていたことが明らかになった。
ザンダーは、2007年の夏に当時のホンダチームに加入。現在チャンピオンシップ独走中のマシン、ブラウン「BGP001」を作り上げた中心人物だ。ドイツ人のザンダーはケルン大学を卒業後、F1入りを目指していたトヨタの計画に携わり、その後BAR、ウィリアムズ、BMWと数々のF1名門チームで活躍した。
「ヨルグ・ザンダーは先週金曜日をもってチームを離れる決断をした。ヨルグは今シーズンのチームの成功に多大なる貢献を果たした人物。感謝するとともに、今後の活躍をお祈りしている」とブラウンGPのスポークスマンはコメントしている。