日産、ベトナムの合弁工場で09年末から現地生産を開始

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日産、ベトナムの合弁工場で09年末から現地生産を開始
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日産自動車は30日、ベトナムにおける合弁会社「ベトナム日産会社」(NVL)が2009年末から同国で現地生産を開始すると発表した。

生産委託先であるベトナムモーターズコーポレーションは、日産がグローバルに展開する日産生産方式(NPW)を採用し、他拠点と同レベルの品質基準の達成と生産同期化を図る。
 
日産は、現地生産に先立ち日本からエンジニアをNVLに派遣し、生産技術、現場管理、品質保証等のトレーニングにあたる。NVLは、2010年初頭から現地生産モデルを販売開始する予定。
 
日産の一般海外市場(GOM)企画部、GOMマーケティング&セールス(アジア・オセアニア)担当の般若真也執行役員は「ベトナムは、日産にとって成長機会のある重要な新興市場の一つ。現地で生産を開始することで、ベトナムの顧客により幅広いラインアップの商品を、最小のリードタイムで提供することが可能となる」としている。
 
NVLは、デンマークに本社を置くケア・グループと日産の合弁会社で、2008年11月に設立された。同年12月に営業を開始し、従来の販売拠点に代わって『エクストレイル』や『ティーダ』などの完成車を輸入販売している。

《レスポンス編集部》

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