パトカーから逃れようと事故死の男性、強盗事件関与の可能性

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23日未明、交通違反を行ったとしてパトカーの追跡を受けていたバイクが路外に逸脱。道路左側の縁石に接触し、転倒する事故が起きた。運転していた男性はまもなく死亡したが、この男性はコンビニ強盗事件に関わった疑いもあるという。

千葉県警・機動捜査隊、木更津署によると、事故が起きたのは23日の午前1時ごろ。袖ヶ浦市内の市道をパトロールしていた機動捜査隊のパトカーが、交差点で赤信号を無視して進行するバイクを発見。停止を命じたが、バイクはこれを無視して逃走した。

バイクは80-90km/hの速度で約1.5kmに渡って逃走したが、袖ヶ浦市代宿付近の市道を走行中にカーブを曲がりきれずに路外へ逸脱。道路左側の縁石に接触した弾みで転倒した。運転していた男性は路上に投げ出されて全身を強打し、近くの病院に収容されたが、まもなく死亡している。

後の調べで、死亡したのは市原市内に在住する21歳の男性と判明。所持品を調べていたところ、現金24万円と刃物が発見された。パトカーがバイクを発見する10分ほど前に同市内でコンビニエンスストアに刃物を持った男が押し入り、現金を強奪する事件が発生していたが、男性が所持していた現金は被害金額と同額だった。

警察では男性が強盗事件に関与していた疑いもあるとして、防犯カメラの映像を分析するなど、慎重に調べを進めている。

《石田真一》

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