日産自動車が発表した5月の生産・販売・輸出実績によると、国内生産は前年同月比36.3％減の6万3859台と落ち込んだものの、マイナス幅は前月よりも縮小した。
国内販売は同12.9％減の3万7855台だった。軽自動車を含む国内シェアは13.0％で、前年同月よりも0.9ポイントアップした。
グローバル生産台数は同27.0％減の20万1340台となり、大幅マイナスとなった。輸出は同55.9％減の2万4629台だった。北米向けが同36.7％減、欧州向けが同82.6％減だった。
海外生産は同21.7％減の13万7481台だった。中国はほぼ全車種が好調で、同56.8％増の4万340台となり、米国やメキシコ、英国を抜いて生産台数トップとなった。これに対して米国は同41.4％減、メキシコが同33.1％減、英国が同19.9％減、スペインが同68.4％減だった。
