パナソニックは、走行する車両のナンバーを『i-pro』(アイプロ)シリーズのメガピクセルカメラで撮影し、その文字情報を読み取ってデータ照合する、ナンバー認識システム『ナンバーキャッチ』を、8月1日から発売する。
現在、日本では様々なシーンで車両が活躍しているが、その中で「不許可車両の通行を抑止したい」、「通行車両の統計管理を行いたい」、「車両の入出管理を効率的に行いたい」など、セキュリティ対策と車両管理を同時におこなうための、効果的で効率的な手段が求められている。
このニーズに応えるため、車両ナンバーをメガピクセルカメラで撮影し、その文字情報を検出・認識・照合するナンバー認識システムのナンバーキャッチを発売する。同社では約25年前から道路や出入り口における車両の認識システムのソフトを開発・発売してきた。
この豊富な経験と実績を礎に、同ソフトを高精細なネットワークカメラのアイプロシリーズとのパッケージ化で、汎用的に使えるシステムとして商品化した。
撮影した映像を独自のアルゴリズムで処理することで静止画像のワンチャンス認証では不可能な、精度の高い認証を実現する。
また、映像監視機能との連動で、「文字情報」と「映像情報」の両方で車両を一元管理できるなど、高度な車両管理が可能となる。
さらに、映像が高画質なので、必要に応じて車両や運転手の特徴も鮮明に映像として残すことも可能だ。