関西電力は、ウランの長期安定確保のための取組みの一環として、同社が出資している日豪ウラン資源開発を通じて、カナダのウラン鉱山会社であるメガ社がオーストラリアで進めている、新規ウラン鉱山開発プロジェクトのフィージビリティスタディ(事業化調査)に参画する。
プロジェクトは、メガ社が西オーストラリア州の東部ゴールドフィールド地域に権益を保有する鉱区「レイクメイトランド」を対象とするもので、ウランの推定資源量は約9100トンと見込まれており、2011年の生産開始を目指して、フィージビリティスタディが進められている。
今後、日豪ウランがフィージビリティスタディの結果を踏まえ、プロジェクトの開発への参画を決定した場合、同社は30%のウラン権益を取得する予定。