踏み間違い誤発進防止システム---ペダルを踏み込む速さと操作量

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踏み間違い誤発進防止システム---ペダルを踏み込む速さと操作量
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サン自動車が発表した「誤発進防止システム」は、アクセルとブレーキの踏み間違いによる暴走を防止するための装置だ。その動作原理などの詳細を同社開発本部の箱田氏、商品企画部の半田氏に聞いた。

基本的な原理は、アクセルを踏み込むときの速さと操作量で、通常のアクセル操作なのか、ブレーキと間違って操作したものかを検出すること。そして、その誤操作を検出したら、燃料カット、イグニッションOFF、エンジンを強制的にアイドリングにする、などの制御を行う。

悲惨な踏み間違い事故は、車を止めようと思って(急)ブレーキを踏む感覚でアクセルを踏んでしまうことで発生する。したがって、アクセルがブレーキのように操作されたら踏み間違いとしてアクセルを効かなくする。いたって簡単な原理だが、その検出と制御はノウハウが必要だという。

実際の事故データを分析したり、さまざまなペダル操作のデータを採り、ブレーキ操作の時間あたりの踏み込み量の基準は得られる。しかし、個人差もあるので平均的なデータだけでの制御ではNGだそうだ。そのためこのシステムでは、運転者個人のブレーキ操作を学習させプログラムするようになっている。

なお、アクセルの踏み間違い事故というと、なんとなく高齢者の事故というイメージがあるが、2007年度の事故統計(交通事故総合分析センター調べ)によると、ぺダルの踏み間違いによる事故の件数1位(29%)は18 - 29歳の運転者によるものだ。70歳以上の事故は16%(2位)なので、高齢者だけでなく運転が未熟な若年層に多い事故ともいえる。また、男女比では、18 - 29歳で女性が41%となっている。その他の年齢層でも女性は40 - 49%を占めているが、60歳以上になると女性は30%前後まで落ち込む。ペダルの踏み間違いというのは、思っているより身近な事故原因かもしれない。
《中尾真二》

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