11日深夜、熊本県八代市内の県道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。そのまま道路右側の路外に飛び出し、コンクリート壁に衝突する事故が起きた。クルマには18 - 19歳の男性3人が乗っていたが、このうち1人が死亡。2人が重傷を負っている。
熊本県警・八代署によると、事故が起きたのは11日の午後11時40分ごろ。八代市郡築九番町付近の県道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。そのまま道路右側の路外に飛び出し、コンクリート壁に衝突した。
クルマは大破。助手席に同乗していた18歳の男性が頭部を強打し、収容先の病院で死亡。運転していた19歳の少年と、後部座席に同乗していた18歳の男性が骨折などの重傷を負った。全員がシートベルト未着用だった可能性が高いという。
現場は片側1車線の直線区間。クルマはスピンに陥ったとみられ、壁面にはほぼ直角で突っ込み、正面衝突状態となっていた。警察では速度超過や、それに伴うハンドル操作ミスが事故の主因とみて、運転していた少年の回復を待ち、自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。