フォルクスワーゲンは9日、『ゴルフ』シリーズに新しい1.6リットルディーゼル搭載車を設定した。欧州複合モード燃費22.2km/リットル、CO2排出量119g/kmという高い環境性能を備えている。このディーゼルは、従来の1.9リットルに代わるユニットだ。1.6リットル直4ターボディーゼル「TDI」は、新型『ポロ』にも用意されたもので、最新のコモンレール燃料噴射システムを採用。最大出力105ps、最大トルク25.5kgmを発生する。最大トルクは、1500-2500rpmの低回転域で発生し続けるフレキシブル性を持つ。トランスミッションは5速MTと7速DSGを組み合わせた。環境性能は高く、ゴルフと『ゴルフヴァリアント』の場合、欧州複合モード燃費22.2km/リットル、CO2排出量119g/km。『ゴルフプラス』の場合、複合モード燃費20.8km/リットル、CO2排出量126g/kmと、クラストップレベルの性能だ。排出ガス性能は、ユーロ5に適合する。ドイツでの価格は、ゴルフが2万0600ユーロ(約286万円)、ゴルフヴァリアントが2万2450ユーロ(約312万円)、ゴルフプラスが2万2275ユーロ(約309万円)。ゴルフシリーズのディーゼル中核モデルの役割を担う。
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