「What can I say?(何と言えばいいんだ?)」。それがトルコGPファイナルラップで走行中にジェンソン・バトンがピット無線に発した言葉だった。7戦6勝という圧倒的優勢は、1965年にジム・クラークが、2004年にミハエル・シューマッハが打ち立てた大記録に並んだことになる。
「今日のマシンはここ一年でベストだった。過去のレースで速くてもルーズだったり、僕のスタイルに合わなかったりしたこともあったけど、今日のマシンは本当にすごかった。マシンを改善し続けてくれているみんなに最大級の賛辞を送りたい。僕の仲間全員を表彰台に上げたかったくらいだよ。みんな本当に素晴らしい仕事をしてくれているからね」とバトン。
2週間後にはバトンのホームグランプリとなるイギリスGPが待っている。