旭テック、米国子会社メタルダインが経営破たん

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旭テックは、米国子会社のメタルダイン・コーポレーションとその子会社30社が経営破たん、5月27日に米国ニューヨーク州南部破産裁判所に対し、米国破産法第11章(チャプター11)に基づく更生手続きを申請したと発表した。

申請に伴ってメタルダイン社は旭テックの連結子会社から除外となった。

クライスラーが経営破たんし、GMも経営破たんが確実視される中で、現状の自動車産業界の置かれた厳しい状況のもとで、メタルダイン社が流動性を確保しつつ再建を進めるためには、チャプター11による再建が必要であると判断したためとしている。

負債総額は2008年12月末現在で9億2900万米ドル。

メタルダイン社はチャプター11申請と同時に更生手続きが開始される。メタルダイン社は、DIPファイナンスについても既に新たなスポンサーとの基本的に合意しており、生産・販売などの企業活動は従来通り継続される見込み。

《レスポンス編集部》

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