東燃ゼネラル石油が発表した09年1‐3月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比79.3%減の130億円と大幅減益となった。
売上高は同44.8%減の4842億円とほぼ半減した。原油価格の下落を反映して製品価格が下落したほか、石油製品の需要低迷で国内販売数量が減少した。
損益では原油在庫の一時的な減少に伴う在庫評価などの影響で営業減益となった。在庫評価を除いた実質営業利益は前年同期比125億円増の135億円だった。
経常利益は前年度に多額の為替差益を計上した反動で同81.5%減の127億円、当期純利益が同81.3%減の76億円だった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。