【ボルボ V70 2.5T Rデザイン 発売】スポーティで洗練されたエクステリア

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ボルボの人気モデルである『V70』の2.5リットルターボ車をベースとした50台の限定車、V70 「2.5T Rデザイン」が発売された。

「Rデザイン」のRはRacingの頭文字ではなく、Refinement(洗練)から取られており、洗練された内外装パーツやスポーツサスペンションなどが多数特別装備されているのが特長だ。

Rデザインは昨年1月に『V50』や『S40』、『C30』のコンパクトモデルに期間限定車として採用され、秋には『XC90』にも設定。そして今回はV70ベースで初めて設定された。V70のRデザインも従来モデルと同様に、モダンスカンジナビアンデザインの訴求とスポーティプレミアムの追求をテーマとしている。

ボルボ・カーズ・ジャパン マーケティング部の岡田勝也さんは「Rデザインはスポーティでダイナミックな個性を主張したいと考える、人とは違ったクルマを求める方をターゲットとしています」

「エクステリアはシルクメタルやブラックアルミニウム仕上げの専用パーツや、スペシャルデザインのホイールにより精悍さを際立たせ、スポーティで洗練されたスタイリングを作り上げています」とコメント。

岡田さんの言うように、V70 2.5T Rデザインにはシルクメタル塗装が施された専用フロントグリルやドアミラカバー、フォグランプフレームなどが装備され、ベース車よりもスポーティな印象を強めている。リヤビューもルーフスポイラーやデュアルテールパイプのマフラーが採用されているので、従来モデルとは一味違うシャープな印象を醸し出している。

ホイールもライトグレーに仕上げられたRデザイン専用の18インチアルミが採用され、スポーツサスペンションが装備されているので、足元も引き締まって見える。なお、今回の試乗車は試作車のためにルーフレールが装備されていたが、実際にはルーフレールが省かれ、リヤガラスもダークティンテッドとなるので、より精悍さが増すはずだ。

V70 2.5T Rデザインは数多くの専用エクステリアパーツを装備することにより、V70のモダンなイメージを崩すことなくエモーショナルな雰囲気を融合することに成功している。この洗練されたスタイリングこそ、V70 2.5T Rデザイン最大の魅力といえるだろう。

《岡島裕二》

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