シートベルトを着用するも車外放出、1人が死亡

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19日午後、群馬県渋川市内の関越自動車道上り線で、走行中の乗用車が中央分離帯に衝突する事故が起きた。クルマは大破し、後部座席にシートベルト着用状態で同乗していた女性が車外に投げ出され、全身強打で死亡している。

群馬県警・高速隊によると、事故が起きたのは19日の午後2時45分ごろ。渋川市赤城町見立付近の関越自動車道上り線を走行していた乗用車が中央分離帯に衝突した。

クルマは大破。後部座席に同乗していた60歳の女性が車外に投げ出されて全身を強打。脳挫傷などが原因でまもなく死亡した。クルマを運転していた36歳の女性と、助手席に同乗していた59歳の男性が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は片側2車線。警察ではハンドル操作の誤りが事故の主因とみて、運転の女性から自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞いている。

調べに対して女性は「全員、シートベルトを着用していた」などと供述しており、警察は車外放出の要因について、詳しく調べを進める方針だ。

《石田真一》

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