気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2009年4月23日付
●IMF 09年予測、日本成長率6.2%減、世界、戦後初のマイナス(読売・2面)
●道路財源「一般化」骨抜き(読売・9面)
●減税、暮らしにどんな恩恵? エコカー補助と合わせ40万円引きも(朝日・9面)
●米自動車部品がけっぷち、資金難、倒産が急増、日本企業にも影響(朝日・14面)
●新日鉄が減産継続(毎日・7面)
●GWの人出7050万人予想(産経・22面)
●女子高校生2人を売春、容疑の日産社員逮捕(産経・23面)
●日産「キューブ」に生産100万台記念号(東京・6面)
●ホンダ、パイオニアに出資、数10億円で最終調整、再建を支援、公的資金を補完(日経・1面)
●クライスラー見えぬ再建、期限まで1週間(日経・7面)
●グリーンインダストリー:環境対応車、実用化日本の2強が先行(日経・11面)
●円高緩み損益持ち直し、川重純利益117億円(日経・15面)
●アイシン赤字250億円、前期最終損益(日経・15面)
ひとくちコメント
警察庁が今年のゴールデンウイーク(GW)期間中(4月25日 - 5月6日)の行楽地やイベント会場への人出予想を発表した。きょうの各紙が取り上げているが、今年は対象期間が1日少ない昨年の結果より544万人多い7050万人となるという。
最も人出が多いのは「弘前さくらまつり」(青森)と「博多どんたく港まつり」(福岡)でそれぞれ220万人を見込む。次いで7年ぶりの催事となる「善光寺御開帳」(長野)の200万人、「2009ひろしまフラワーフェスティバル」(広島)160万人など。
いずれのイベント会場も首都圏や京阪神といった大都市圏からは遠距離。しかし、GW中の土日、祝日はETC搭載車ならなら高速料金が片道「1000円」で行けるだけに、ドライブでの行楽客も殺到しそうで混雑予想もつきにくい。
ところで、100年に一度の景気悪化の中での今年のGWだが、レジャー資金は不足気味でも休暇日数だけはビッグのようだ。例えば、日産自動車は生産部門などで4月25日から5月6日までの12日間の大型連休を実施する。仕事量も少ないのに出勤すれば光熱費などの無駄遣いになるからだが、“自宅待機”する社員の心境も複雑だろう。