先日FIAにより合法との正式な判断が下され、ようやく収束したブラウンGPのダブルデッカーディフューザー問題。一件落着したのも束の間、今度は別の横やりが入った。事の発端はルノーのフラビオ・ブリアトーレ代表の発言だ。
ブラウンGPが得ているテレビ収入3000万ユーロは、元々消滅したホンダに配分されるべき分配金であり、新チームであるブラウンGPに支払われるのはおかしいと言うのだ。
FOTAはこの問題に関して5月6日に会合を開き協議することになっているが、FOTAはブラウンGPの存続に好意的であり、マクラーレンのマーティン・ウィトマーシュ代表は、「ブラウンGPにもテレビ放映権料を分配すべき」と発言している。