JOGMEC、イラク油ガス田開発の第2次国際入札参加資格を取得

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独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、イラクの石油省が実施した資格審査に通過、同国での油ガス田開発事業に係る第2次国際入札参加資格を取得した。
 
イラクは、サウジアラビア、イランに次ぐ世界第3位の原油埋蔵量を持ち、同国内には数10億-100億バーレル強の埋蔵量がある大規模油田が数多く存在するものの、現行の生産量を大幅に拡大する余地を残している。イラク石油省は増産を図るため、国際入札による外資導入を進めている。第1次国際入札に係る資格審査を通過した日本企業4社を始めとして、多くの企業が参入の機会を検討している。
 
JOGMECは、日本政府の資源外交の一翼を担う実行機関として、イラク人技術者に対する研修や共同スタディを実施してきた。今回、第2次国際入札参加資格を取得したことで、具体的な油田の開発事業への直接参入が可能となるため、同国への参入を希望する日本企業と一体となり、事業機会の可能性を追求する方針だ。

《レスポンス編集部》

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