東洋電機製造が発表した第3四半期(2008年6月 - 09年2月期)の連結決算は、営業利益が前年同期の約4倍の8億400万円となった。
売上高は同7.1%減の233億5600万円と減収。経常利益は約5.5倍の7億2000万円。当期損益は投資有価証券評価損を計上したため、1億9300万円の赤字。
交通事業部門が微増だったものの、産業事業部門が大きく減少した。収益では減収だったが、売上総利益率が上向いたことから営業増益となった。
通期業績見通しは、産業事業部門が予想以上に落ち込む見通しで、売上高は330億円、営業利益が13億円、経常利益が11億円、最終利益が2億円と下方修正した。