日本興亜損害保険は、タイの損害保険会社ナワキ・インシュアランス・パブリック社の株式10%を取得し、同社の筆頭株主となったと発表した。
日本興亜はこれまで、現地の損害保険会社と提携をすることで、タイにおける日系企業の顧客に保険サービスを提供してきたが、今回、1997年に業務提携契約を締結したナワキ社と資本提携に発展させる。
ナワキ社内には「日本興亜部門」という組織が設立される予定。これにより、タイで一層高品質な顧客サービスを提供していく。
日本興亜は今後、ナワキ社の経営に直接参画し、タイ全土に進出している日系顧客企業に対する各種保険サービスの提供を積極的におこなっていく方針だ。