23日夜、福岡県大野城市内の市道で、交差点を右折しようとしていた軽乗用車と、直進していた2人乗り原付バイクが衝突した。バイクは転倒。ヘルメット未着用で乗っていた中学生の男女が投げ出され、このうち男子生徒が死亡。女子生徒も軽傷を負っている。
福岡県警・筑紫野署によると、事故が起きたのは23日の午後7時5分ごろ。大野城市平野台1丁目付近の市道で、交差点を右折しようとしていた軽乗用車と、直進しようとしていた2人乗りの原付バイクが衝突した。
バイクは転倒。乗っていた15歳(中学3年生)の男女が路上に投げ出され、男子生徒は全身強打でまもなく死亡。女子生徒も足を打撲する軽傷を負った。2人ともヘルメットを着用しておらず、無免許運転だった。軽乗用車を運転していた64歳の女性にケガは無かった。
現場は見通しの良い交差点。警察では双方の安全確認に問題があったものとみており、クルマを運転していた女性から自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞くとともに、死傷した男女のどちらがバイクを運転していたのか調べを進めている。