転落事故の救出作業中、再び転落して死亡

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15日午後、岐阜県関市内の国道256号を走行していた軽RVが路外に逸脱。ガードレールを突き破り、崖下に転落する事故が起きた。クルマは立ち木に引っ掛かったが、運転していた60歳の男性は救出作業中に転落したことが原因で死亡している。

岐阜県警・関署によると、事故が起きたのは15日の午後0時25分ごろ。関市板取付近の国道256号を走行していた軽RVが対向車線側に逸脱。道路右側の縁石に接触した弾みで自車線側に戻され、勢いを保ったまま道路左側のガードレールに衝突した。

クルマはガードレールを突き破って崖下に転落。約10m下で立ち木に引っ掛かった状態で静止したため、通報を受けて駆けつけた地元消防のレスキュー隊員が救出作業を開始。

運転していた60歳の男性に意識はあったが、脱出使用とした際に助手席側ドアから滑り、約10m下を流れる川に転落した。男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因でまもなく死亡した。

現場は片側1車線でカーブの連続する区間。警察ではハンドル操作ミスなどが事故の主因と推測している。

《石田真一》

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