KYOSHO CUP…プレス対抗戦レスポンス参戦記

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横浜の赤レンガ倉庫で行なわれたラジコンレース大会「第15回 KYOSHO CUP ファイナルチャンピオンシップ」。1日には、エキシビジョンマッチの「プレス対抗戦」が行なわれた。特別ゲストは2008年SUPER GTチャンピオン本山哲選手。とても楽しそうなイベントなので、レスポンスも参戦してきた!

ある日、編集者から「ラジコン大会があるんだけど出ない?」と声がかかる。筆者は昔、ラジコンは趣味で遊んでいたが、レースらしいレースには出場した経験がなかった。「出ることに意義があるから順位はどうでもいいよ!」と言われたので快諾。しかし、筆者は「どうでもいい」と言われれば言われるほどヤル気になってしまう天邪鬼な性格。当日はそれなりに意気込んで会場に---。

会場について選手登録を済まそうと思ったらビックリ。なんとプレス対抗戦には自動車メディアだけではなく、ラジコン専門誌の方々もエントリーしていた。これってほとんどプロじゃん!? レース前から敗色濃厚。せめてビリにならないようにがんばろう……と自分に言い聞かせてコントロールタワーに向かった。

使用するマシンは、京商から3月25日に発売するエンジンラジコンカー『ビレルR31-SE レディセット』。イタリアの名門カートメーカー「ビレル」と共同開発した二輪駆動のマシンだ。

レースは午後2時ごろからスタート。当日は雨が振ったり止んだりの天候だったが、プレス対抗戦のときはなんとか持ちこたえて曇り空。

レースの前は恒例の選手紹介。レスポンス編集部のカーナンバーは4番。ナンバー3は本山哲選手だったので、そのひとつ隣。ギャラリーが本山選手をパシャパシャと写真撮影するのでとてもまぶしい。本山選手に「もしかしてラジコンも速いんですか? せめてラジコンくらいでは勝たせてください!」と聞いてみると、「いや、ラジコンはそんなに速くないですよ〜」と笑いながら答えてくれた。

コントロールタワーに上ったら、まずは数分の練習走行。筆者は生まれて初めてのエンジンラジコンカーだったので、緊張しっぱなし。お恥ずかしいことに知らなかったんだけど、エンジンラジコンカーってバックできないのね。アクセルを逆に戻してもしても軽めのブレーキしかかからない。構造を考えたら当たり前か?

こんな感じでヨチヨチ走行をしていたら、京商のスタッフの方から「初めてですか?」と声をかけてもらった。もしかして、出場した10台のなかでもっともみっともない走りをしていたからか? 恥ずかしいけど「はい、電動しか走らせたことありません」と正直に答えた。すると、そのやさしいスタッフさんは、「じゃあちょっと教えますね」と手を差し伸べてくれた。ありがたや〜。

そうしているうちに練習タイムが終わり、本戦スタート。まだ準備できてないのに! ダダをこねてもルールはルールなので、見切り発車でゴー。本戦中も京商のやさしいスタッフさんが付きっ切りで教えてくれた。「スピード出しすぎ!」とか「はい、そこで曲がって!」とか、ライン取りを親切丁寧に説明してくれる。まるで自動車教習所。さすがプロに教えてもらいながら走ると、練習走行時のようにラジコンがひっくり返ったりしなかった。

とてもレースとは思えない安全走行で周回を重ねる。でも人間ってのは勉強すると慣れる生き物で、徐々に速く走れるようになってきた。2周もしたら教官役のスタッフさんは「もう大丈夫そうだから、あとはがんばってね」といなくなってしまった。お〜し、本番はこれから! ひとりになって調子に乗ったせいか、何度かひっくり返ってしまったけど、無事に5分間を走り終えた。ふぅ、疲れた……。

レースが終了したら結果発表。自分なりにがんばったが、順位を気にするような立場じゃないので写真撮影をしながら結果発表を待っていた---。が、なんとビックリ! 会場のスピーカーからは「第3位! レスポンス編集部です! おめでとうございます」とアナウンスが流れた。初めは名前の読み間違えかと思ったけど、カーナンバーまであってた。自分でも「へ? なんで?」という複雑な心境。

5分20秒63をかけて、9周を走りきったそうだ。初めの2周はインチキのような気がしないでもないけど、ありがたく3位の記念盾と賞品をいただいた。

参加したプレスのみなさん、京商のスタッフのみなさん、おつかれさまでした(来年は優勝を狙わせていただきます!!)。

エキシビジョン プレス戦順位
優勝:ビレルチーム
2位:グッズプレス
3位:Response
4位:ジャパンカート
5位:RCマガジン
6位:Racing on
7位:RCスポーツ
8位:RCワールド
9位:driver
10位:週刊アスキー

《佐藤隆博》

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