三井鉱山は、石炭(一般炭)の仕入・販売事業で、特定管理職社員が販売先の確定しない石炭の仕入を行っていたことにより損失額約60億円が見込まれると発表。これにより、同社は今期の業績見通しを修正した。
連結売上高は1940億円と据え置いたが、連結営業利益は195億円から135億円、連結経常利益は155億円から95億円、連結最終利益は150億円から30億円にそれぞれ下方修正した。
同社では、今後、事実経緯の精査、原因究明を速やかに行うとともに、法令、社内ルールの遵守を再徹底し、内部統制体制の強化、管理の徹底、必要な業務の見直しを実施するとしている。