【新聞ウォッチ】損保ジャパンと日本興亜、経営統合へ

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年3月12日付

●損保ジャパン、日本興亜統合へ(読売・1面)

●日産も定昇維持方針(読売・8面)

●新型プリウス205万円、最低価格インサイトに対抗(朝日・11面)

●高速、首都圏挟むとまた1000円、システム調整間に合わず(朝日・33面)

●人員削減輸出型に集中16社、自動車、電機など 主要100社本社調査(毎日・1面)

●トヨタ、一時金5か月、10年ぶり満額回答せず(毎日・10面)

●ホンダ、バイオ燃料併用バイク開発ブラジルに投入(産経・11面)

●中古車登録2月7.3%減、22年ぶり低水準(日経・11面)

●会社研究:ホンダ(下)採算ラインは年産315万台(日経・15面)

ひとくちコメント

損害保険3位の損害保険ジャパンと5位の日本興亜損害保険が来春をめどに経営統合する方向で最終調整しているという。きょうの日経が1面トップ、読売も1面で報じている。

それによると、損保ジャパンが新たに設立する持ち株会社の傘下に2社が入る模様で、合計の保険料収入は2兆円を超える。三井住友海上グループホールディングス、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険の3損保が10年4月に統合して誕生する新会社や、東京海上ホールディングスに次ぐ業界3位の規模となり、統合が実現すれば、損保業界は3グループの「メガ損保」に集約される。

相次いで経営統合に踏み切る背景には自動車保有台数の減少などで損保市場は伸び悩んでおり、生き残りのための再編は避けて通れなかったようだ。

《福田俊之》

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