2月の企業倒産、9か月連続増加…メーカー減産の影響など

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帝国データバンクが発表した2月の全国企業倒産集計によると、倒産件数は前年同月比21.0%増の1131件で、9か月連続で前年を上回った。負債総額は同141.5%増の1兆1978億500万円で、集計基準変更後、過去2番目の高い水準となった。

自動車や電機をはじめとする大手メーカーの減産の影響など、需要急減により製造、卸売業の倒産が大幅に増加した。

連鎖倒産が63件で、前年同月と比べて17件増加、多数のグループ会社を抱えた大型倒産が散発している。「緊急保証制度」の利用は広がっているものの、中小・零細企業を中心に資金繰り難が続いている。

地域別に見ると、関東(389件、前年同月比+24.7%)を中心に9地域中8地域で前年同月比増加となった。なかでも、自動車不況が深刻な中部(141件、同+50.0%)は、2008年10月の135件を上回り、集計基準変更後で最多。北海道(41件、同+41.4%)、四国(33件、同+65.0%)でも増加が目立つ。一方、東北(57件)は前年同月と同水準となった。

負債総額が過去2番目の高水準となったのは、SFCG、日本綜合地所の影響で、2社だけで負債総額は5000億円を上回っている。負債総額100億円以上の大型倒産は14件だった。

業種別の倒産件数では、7業種全てが前年を上回ったが、とくに製造業の182件(同42.2%増)と卸売業の197件(同42.8%増)は現在の基準となってから最多。
《レスポンス編集部》

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