サルを避けようと急ハンドル、川に転落

自動車 社会 社会

走行中の軽乗用車が路外に逸脱し、約20m下を流れる川に転落する事故が起きた。運転の男性は一時行方不明となったが、翌朝に救助されている。調べに対して男性は「走行中、道に飛び出してきたサルを避けようと急ハンドルを切った」などと話しているという。

京都府警・右京署によると、警察が事故発生を認知したのは9日の午後4時30分ごろ。京都市右京区嵯峨水尾鳩ケ巣付近の府道を通り掛った人から「川にクルマが落ちている」との通報が寄せられた。

現場に急行した同署員が約20m下の保津川で大破している軽乗用車を確認。周囲を捜索したが運転者の姿は見当たらなかった。

翌10日朝から捜索を再開したところ、転落した場所から約130m下流にあった洞窟にいた61歳の男性を発見。クルマの運転者と判明し、救助した。男性は近くの病院に収容されたが、軽傷程度の打撲で済んだ。

転落した場所にガードレールは設置されていなかった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース