イエローハットは、広域統合した販売子会社を再び地域別に分割するため、3月2日付けで販売子会社5社を新たに設立すると発表した。
同社は、2005年に22社あったイエローハット店舗運営子会社を1社に統合し、人材の集中活用・販売管理費の削減など、店舗運営の効率化を図ってきた。しかし、市場を取り巻く厳しい環境に対応して強いグループ体制を構築することを目的に、地域別に店舗運営子会社5社を設立することにした。
設立される地域販売子会社は、北海道の3店舗を運営する北海道イエローハット、山梨県や静岡県の10店舗を運営する静甲イエローハット、四国地区の10店舗を運営する四国イエローハット、熊本、宮崎、鹿児島の13店舗を運営する南九州イエローハット、二輪車部門店舗を運営するイエローハット・バイクス。
地域別の子会社設立により、権限移譲に伴う意思決定の迅速化、経営の自主性拡大に伴う社員のモチベーションアップによる地域営業力の強化を図る。