鉄道の線名・駅名にネーミングライツ…北九州レトロ列車

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福岡県北九州市は1月30日、同市がこの春から開業する門司港レトロ観光列車の線名・駅名について、ネーミングライツ(命名権)の販売先とネーミングについて発表した。線名は「やまぎんレトロライン」となる。

ネーミングライツ販売制度を取り入れ、レトロ地区の観光施設のPRや市の財源確保を図る。販売額は1年あたり合計420万円、契約期間は2009年4月1日から12年3月31日までの3年間。

販売先(購入者)を2008年12月10日から26日まで募集し、選考審査委員会(委員長:片山憲一、北九州市産業経済局長)が09年1月22日に選考した。北九州市がネーミングライツ制度を導入するのは今回が初の事例。

■門司港レトロ観光線 → やまぎんレトロライン
販売先:山口銀行、294万円/年

■門司港駅(仮称)→ 九州鉄道記念館駅
販売先:JR九州、52万5000円/年

■レトロ中央駅(仮称)→ 出光美術館駅
販売先:出光佐三記念美術館、52万5000円/年

■文字ヶ関駅(仮称)
→ ノーフォーク広場(日本料理「ら・むゑっと」入口)駅
販売先:まんねん亀、21万円/年

■駅名:和布刈公園駅(仮称)→ 関門海峡めかり駅
販売先:申し込みなし。船が行き交う関門海峡のパノラマを楽しむことができる和布刈公園に位置するため、「関門海峡めかり駅」に決定。

やまぎんレトロラインは、北九州市内の休止した貨物線を再活用してレトロスタイルの列車を走らせるもの。九州鉄道記念館駅 - 関門海峡めかり駅の約2.1kmで1日14往復程度、年間約130日運行する。09年4月26日に運行開始を予定。

《高木啓》

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