ティラド第3四半期決算…当期赤字に転落 自動車・建設機械向け不振

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ティラドが発表した2008年4 - 12月期の連結決算によると、当期損益は5億400万円の赤字となった。本業での業績悪化に加えて投資有価証券評価損を計上したため。

売上高は前年同期比4.4%減の784億4100万円と減収だった。得意先の在庫調整により、自動車用、建設産業機械用の熱交換器が減少し、空調用熱交換器についても、得意先の海外への生産移管や内製化により減少した。海外は、アジアでの自動車用、建設産業用の熱交換器が増加したものの、北米での取引先減産の影響、アジアの空調用の減少、欧州での自動車、建設産業用の減少により減収となった。
 
収益では売上げの減少、今年度から適用された棚卸資産の低価法の影響などで、営業利益は同64.6%減の9億7100万円と減益だった。
 
経常利益は同68.7%減の10億0600万円となった。

《レスポンス編集部》

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