新日鉄とポスコ、ベトナムの冷延ミルを共同事業化

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新日本製鐵は、韓国のポスコがベトナムに建設中の新冷延ミルを共同事業化することで合意したと発表した。両社は合弁契約を締結し、合弁会社とする。

新日鉄は、ポスコがベトナムに建設中の冷延ミルの事業主体であるポスコ・ベトナム社に3700万ドル出資して合弁会社とする。出資比率はポスコ85%、新日鉄が15%となる。

新日鉄とポスコは2000年8月、株式の相互保有を含めた戦略的提携契約を締結して以降、各部門で戦略的提携を推進してきた。2006年10月には、両社で550億円相当の株式追加保有を含む半製品相互応援などの戦略的提携を深化させることで合意し、2007年10月には還元鉄の供給と乾式ダストリサイクルに関する共同事業について契約を締結し合弁会社を設立した。2008年12月には、日韓企業連合の一員としてブラジル鉄鉱石鉱山の権益を取得した。

今回、東アジアへの戦略的対応の一環として、ベトナムでの新冷延ミルを共同事業化する。

《レスポンス編集部》

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