20日夕方、茨城県桜川市内の自転車専用道(サイクリングロード)で、ヘルメット未着用の若い男がバイクで走行しているのをパトロール中の警官が発見した。警官もバイクで追跡したが、途中で転倒する事故を起こして重傷を負っている。
茨城県警・桜川署によると、事故が起きたのは20日の午後4時25分ごろ。桜川市真壁町羽鳥付近の自転車専用道(県道:つくばりんりんロード)をパトロールしていた同署・地域課所属の30歳巡査が、ヘルメット未着用の若い男がバイクで走行しているのを発見。停止を命じたが、バイクはUターンして逃走した。
巡査もバイクで追跡したが、速度抑制用の隆起部(バンプ)にハンドルを取られて転倒。左肩部を骨折する重傷を負った。バイクの男は速度を上げ、そのまま逃走している。
現場は見通しの良い直線区間。自転車専用道ということもあり、巡査は低速で走行していたという。警察では事故の経緯を詳しく調べている。