FCMは、第3四半期(2008年4 - 12月期)の決算を発表した。営業利益が前年同期比41.7%減の3億7700万円とほぼ半減。売上高は同28.9%減の162億2100万円と大幅減収。
電子機能材事業は、自動車や精密コネクタ向けの金属メッキ加工が低迷、フィルム・特殊機能材部門も主力製品である自動車部品や高分子コンデンサ向けの特殊機能材が落ち込んだ。電気機能線材事業も大幅に落ち込んだ。売上げの低迷で収益も悪化した。
経常利益は同44.0%減の3億4300万円、当期純利益は同42.9%減の2億500万円にとどまった。