豊田合成は、1日付で組織改正を実施した。今回の組織改正では、意思決定と実行のスピードアップ、先行技術開発と生産技術開発の強化、グローバル対応力の強化が狙い。
具体的には「管理本部」「営業本部」「技術開発本部」「生技生産本部」を設置、本部制を導入して組織を大括り化することで意思決定のスピードアップを図るとともに、人材の有効活用、課題の優先順位付け、関連部門の連携強化を促進する。
また、グローバルな視点から将来ビジョン・事業企画・地域別企画の舵取りを実行するための「総合企画部」、材料開発・製品開発・生産技術が三位一体となった先行開発を促進するため「研究開発センター」、全事業部の生産技術を部門横断的にみて、展開をスピードアップするため「生技開発センター」、LED応用製品の設計から製造までを効率化するため「内外装部品事業部第3製造部」を新設する。
さらに「海外企画部」を分割、「総合企画部」「生産事業管理部」「経理部」に再編するほか、「人事部」「教育部」を「人材開発部」に統合する。「第1調達部」「第2調達部」は「調達部」に統合し、「経営企画部IT企画室」を「IT推進部」として独立させる。「生産管理部生産調査室」を「生産調査部」として独立させる。