全国軽自動車協会連合会は、2009年の軽自動車の新車販売台数が前年比1.6%減の184万台になるとの予測を発表した。
2008年の新車販売台数は前年比2.6%減の186万9893台となり、2年連続の減少となったが、2009年は3年連続の減少となると予想しながらも、1.6%減と小幅なマイナスにとどまるとの見通しを示した。
景気減速感が強まる中、昨年秋ごろから新車市場全体は大幅マイナスに見舞われている。しかし、ユーザーのダウンサイジング化が進み、燃費の良い軽自動車は比較的堅調に推移しており、2009年もほぼ横ばいから小幅なマイナスで推移すると見ている。
日本自動車工業会が発表した2009年の国内四輪車市場見通しでは、軽自動車は185万3000台を予測、自工会が予想したよりも販売の業界団体の方が弱気な見通しとなった。