ソニー・ピクチャーズ系のCS放送のアニメ専門局「アニマックス」で、2009年1月6日22時より全12話(各30分)が放送予定のオリジナルSFアクションアニメ『VIPER'S CREED』。
バイク型可変機動兵器「マニューバブレード」(人型形態「マニューバロイド」に変形可能)が主役メカとなっており、ハードなアクションが展開される。また、1月11日からはBS11デジタルでも23時30分から放送開始だ。
2008年はアニマックス開局10周年で、『ウルトラヴァイオレット:コード044』、『黒塚-KUROZUKA-』に続いて制作されることとなったのが同作品というわけだ。
総監督は、80年代のメガヒットOVA『メガゾーン23』シリーズで、バイクから人型ロボットへ変形する傑作メカ「ガーランド」をデザインしてカリスマ的な人気を集めた荒牧伸志氏が務める。荒牧氏は、近年では『APPLESEED』や『EX MACHINA-エクスマキナ-』などのかつてないリアルな人の表情や動きを再現したフルCGの劇場アニメで、世界的な人気を博している人物だ。
食糧難に環境破壊、経済破綻、そしてテロが蔓延した21世紀半ば。世界は空路と海路が分断されてしまっており、陸路のみで流通は支えられていたが、その要衝となっているのがフォート・ダイバシティだ。
物語は、同シティの警備を請け負っている民間軍事会社のアルコン・グローバル・セキュリティの営業成績でトップを誇る「ユニット・ヴァイパー」を中心に展開していく。そこでオペレーターを務めるサクラコ(声:豊口めぐみ)と、ブレードマン(傭兵)の隻眼のサイキ(声:黒田崇矢)らの戦いの日々が描かれていく。