16日夕方、長野県須坂市内の上信越自動車道上り線を高齢男性の運転するバイクが逆走、順走してきた乗用車と正面衝突する事故が起きた。バイクは転倒し、運転していた男性が重傷を負った。約4kmに渡って逆走したとみられている。
長野県警・高速隊によると、事故が起きたのは16日の午後5時10分ごろ。須坂市五閑付近の上信越自動車道上り線で、第2車線を逆走してきたバイクと、順走してきた乗用車が正面衝突した。
バイクは衝突の弾みで転倒。運転していた79歳の男性は路上に投げ出され、顔面を骨折する重傷。クルマは中破したが、運転していた43歳の男性にケガはなかった。
現場は片側2車線の直線区間。バイクは約4km離れた須坂長野東インターチェンジから上信越道に入ったが、ここから逆走を開始したとみられている。