今年9月、福岡県北九州市門司区内の北九州都市高速道路・4号線下りを走行していたクルマに対してスイカを投げ込み、フロントガラスを破壊したとして、福岡県警は10日までに同区内に在住する14-15歳の男子中学生4人を器物損壊容疑で書類送検した。また、13歳の1人については非行事実を児童相談所に通告している。
福岡県警・門司署によると、この5人は今年9月6日未明、北九州市門司区上藤松1丁目付近の北九州都市高速道路・4号線下りを走行中の乗用車に対してスイカを投げ込み、フロントガラスを破壊した疑いがもたれている。
この5人のうち3人は今年9月から11月に掛け、別の傷害事件や窃盗事件を起こして逮捕されたが、その捜査の過程で投げ込み事件への関与が明らかになった。投げ込まれたスイカは現場近くの青果店から盗んだものということも判明した。
調べに対して5人は大筋で容疑を認めており、「クルマに当たると音がして楽しいのでやった」などと供述しているようだ。