1日未明、長崎県長崎市内の国道34号で、パトカーの追跡を受けていた3人乗りバイクが一時停止を無視して交差点に進入。交差道路を進行してきた軽乗用車と出会い頭に衝突した。この事故でバイクに同乗していた2人が重傷を負っている。
長崎県警・長崎署によると、事故が起きたのは1日の午前1時5分ごろ。長崎市興善町付近の市道をパトロールしていた同署パトカーが、ヘルメット未着用状態の少年少女3人が乗ったバイクを発見。ただちに停止するように命じたが、バイクはこれを無視して逃走した。
パトカーは約300mに渡って追跡したが、バイクは一時停止標識を無視して国道34号の交差点に進入。国道を進行してきた軽乗用車と出会い頭に衝突した。バイクは転倒し、同乗していた16歳の少年と少女が骨折などの重傷。運転していた15歳の少年は路上に投げ出されたが無事だった。事故によって被衝突側の軽乗用車も小破しているが、運転の24歳男性にもケガは無かったという。
警察では運転していた少年から自動車運転過失傷害や道路交通法違反(無免許運転)容疑で事情を聞くとともに、バイクの入手ルートについても調べを進めている。