GMは24日、2008年12月31日をもって、プロゴルファー、タイガー・ウッズ選手とのスポンサード契約を打ち切ると発表した。GMとウッズ選手がスポンサード契約を結んだのは2000年。以来、9年間に渡って、ウッズ選手はGMの高級車ブランド「ビュイック」のイメージキャラクターとして、米国、カナダ、中国でのPR活動に貢献してきた。ビュイックの新型車の発表会やモーターショーには、ウッズ選手がたびたび登場。また、ウッズ選手のゴルフバッグや帽子には「BUICK」のロゴが添えられ、ウッズ選手が参加する大会には、「BUICK」が冠スポンサーとして名を連ねていたものである。今回の契約打ち切りについて、GMは「今年頭から協議してきたことで、ウッズ選手と年末での契約終了で合意した」とコメント。またウッズ選手は「9年間、GMではさまざまな経験をさせてもらった。今後もGMのスタッフとの友情関係は変わらない」と感謝の気持ちを語った。ウッズ選手クラスの大物となると、スポンサード契約料には年間数億円が必要。経営危機を乗り越えるため公的救済に期待するGMにとっては、あらゆる面でリストラを進めているとアピールする狙いがあるようだ。
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