パナソニック、車載用ディスプレイなどの生産を宇都宮工場に移管

自動車 ビジネス 企業動向

パナソニックのAVCネットワークス社は、高成長が期待される車載用ディスプレイモニター・車載用地上デジタルチューナーの生産拠点を液晶テレビの生産拠点である宇都宮工場に2009年3月ごろをめどに移管すると発表した。高成長・高収益事業に経営資源を集中する中期経営計画の一環として実行する。

これにより宇都宮工場の持つ映像事業分野のマザー工場機能を拡充し、合理化の推進、生産性の向上、リードタイムの短縮、在庫削減などにより経営体質の強化を図る。
 
車載用ディスプレイモニター、車載用地上デジタルチューナー事業は今後も市場の成長が期待できる商品分野だが、グローバルレベルでの競争激化を見据え、商品力・品質力・コスト力、製造力の強化が求められている。
 
神奈川県藤沢市の同社の映像・ディスプレイデバイス事業グループ・カーテレビSBUで生産している車載用ディスプレイモニター・車載用地上デジタルチューナーの生産拠点を映像・ディスプレイデバイス事業グループ・LCDテレビビジネスユニット宇都宮工場に再編する。これに伴って藤沢拠点での生産は終了する。
 
藤沢拠点の従業員は、宇都宮工場に原則異動する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集