暴走族のバイク、警官をひき逃げ

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14日未明、滋賀県大津市内の市道で、暴走族の取り締まりを行っていた警官が少年2人の乗った原付バイクと衝突する事故が起きた。警官は重傷。2人はそのまま逃走したが、後に17歳と15歳の少年が逮捕されている。

滋賀県警・大津署によると、事故が起きたのは14日の午前2時20分ごろ。大津市坂本付近の市道で、同署員が暴走族の取り締まりを行っていたところ、1台の2人乗り原付バイクが接近。後部に同乗していた少年が投石を行うなど、取り締まりを妨害した。

41歳の巡査長がバイクを抑止しようとしたが、バイクはこの直後に加速。巡査長はバイクにはねられて転倒し、頭部強打の重傷を負ったが、バイクは現場からそのまま逃走した。

警察では目撃証言から同市内に住む17歳の少年が関与したものと判断したが、翌15日になってこの少年が警察に出頭。傷害と公務執行妨害、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕。後部に同乗していた15歳の少年は16日に出頭し、公務執行妨害の容疑で逮捕されている。

2人は「大変なことになってしまった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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