200mを滑落、3日後に救助

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岐阜県海津市内の県道を走行中に路外逸脱の単独事故を起こし、約200m下まで乗用車ごと滑落した58歳の男性が11日正午ごろ、3日ぶりに発見され、岐阜県警・航空隊のヘリコプターに救助された。打撲などの軽傷を負ったものの、命に別状はなかった。

岐阜県警・海津署によると、警察が事故発生を認知したのは11日の午後0時5分ごろ。海津市南濃町付近の県道を通行していた人から「谷にクルマが落ちており、助けを求めている人がいる」といった内容の110番通報が寄せられた。

これを受け、県警・航空隊のヘリコプターが現場に出動。通報から約1時間後の午後1時ごろ、道路から約200m下の谷で樹木に引っ掛かった状態で留まっている乗用車と、その近くで手を振る58歳の男性を発見。降下した隊員が救助した。男性はそのまま病院に搬送されたが、ケガは左足の打撲のみで、命に別状はなかった。

男性が事故を起こしたのは8日の午前4時ごろ。現場付近を走行中、飛び出してきたウサギのような小動物との衝突を回避しようと急ハンドルを切ったところ、そのまま路外に逸脱したという。滑落した場所には樹木が密集しており、これに絡まりつつ落下したことで速度が減少され、クルマの破損がが小規模に留まったようだ。

警察が後に周辺の捜索を行ったところ、男性のクルマを含めて3台の滑落車両を発見。うち1台は大破炎上したとみられ、付近から運転者の遺体が発見されている。このクルマが事故を起こしたのも直近の時期とみられ、警察では身元調べを進めている。もう1台は盗難届が出されていた乗用車だが、運転者は脱出したとみられる。

現場にはガードレールが設置されていないが、道路管理者の岐阜県は事故多発の報告を受け、今年度中に設置する意向を示しているという。
《石田真一》

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