東燃ゼネラル1-9月期決算…需要低迷ながら値上げで大幅増収

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東燃ゼネラル石油が発表した2008年1 - 9月期(第1 - 3四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比20.1%増の2兆6314億円と大幅増収となった。

国内の石油製品需要が低迷する中、販売数量は減少したものの、製品価格の上昇と石油製品の輸出が増加したため。
 
営業利益は同16.5%減の457億円と減益だった。後入先出法に基づく在庫評価益と、期中の在庫変動に伴う価格差による影響を受けたため。経常利益は同10.8%減の529億円だった。
 
当期純利益は同3.8%減の341億円だった。
 
通期連結業績見通しは売上高が同15.4%増の3兆3000億円、経常利益が同124.0%増の560億円、当期純利益が同89.5%増の360億円となる見通し。原油価格が下落しているため、積荷時点での原油調達コストが大きな増益要因となるため。

《レスポンス編集部》

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